ヨーロッパひとり旅日記 10. プラハ国立オペラ座でオーケストラ。
ヨーロッパにきたら芸術を嗜まなきゃ。
以前パリで観たバレエが忘れられなくて、今回のヨーロッパ旅行ではぼんやりコンサートか舞台とかに行きたいなって思っていました。だからって前もってプログラムを調べるとかは全くしてないんだけどね。
プラハには国立オペラ座があります。
お昼間に近くを通った時、「今夜のプログラムは?チケットある?」とオペラ座のチケットセンターに寄ってみました。
そしたら「今日はオーケストラのコンサートをします。2階のオルガンの隣の席しか空いてないけど、」と店員さん。「ふーん、まいいや。そこ1枚下さい」よかた、買えた!
夜はコンサートだ♪♪♪
で、夜8時から開かれるコンサートに出かけたのです。わくわくわくわく。
日本だとオーケストラなんて聞く機会はほとんどないけど、幼少の頃、クラシックのピアノをずっと習っていたり、母がよくコンサートに連れて行ってくれた影響もあって、結構好きなんですよね。
周りに好きなお友達もいなし、日本で一人で行くほどのファンでもないのでこういう機会を大事にしたいです。
腰が痛いけど、おしゃれ用に持ってきたルブタンのハイヒールとレースのトップスでおしゃれして行ってきました。
コンサートが夜8時からとちょっと遅めだったので、レストランで軽く飲んで腹ごしらえ。レストラン情報は次の記事で書きます。
ライトアップされてる!
いざオペラ座へ。
ライトアップされてて綺麗やーん!レッドカーペットやーん!テンションあがるやーーん!
わくわくわくわくわくわくわく。
みんなおしゃれして素敵♪ お昼間に街で見たチェコ人達はかなり質素なお洋服を着た人ばかりだったので、
張り切り過ぎたら浮いちゃうかなって思って、ちょっとオシャレ度を低くしたのに、みんなすごく綺麗でした。
とっておきのワンピース着ればよかった!!
チケットとパンフレットはこんな感じ。
こんな素敵な会場で聞けるオーケストラが490CZK!!安すぎでしょ!すごーいすごーい。
プラハ交響楽団の演奏日はもうちょっと料金が高かったけどそこまでこだわりないし問題なし。私が行った21日のプログラムはベートーヴェンとモーツァルトでした。
本日のお席♪
で、お席へ。
普通のお席とは違って舞台裏?屋根裏?みたいな薄暗い通路を通って通されたのは、、、、
こんなお席!
えーーー。お客さんから見られてる、、会場満員だし。
すごーーい。こんなお席あり??
すごくないですか?
こんな演者側のお席があるなんて知りませんでした。
なんだかお客さんみんなが私を観てるみたいなきがしてドキドキします(自意識過剰)
天井が素敵。こういう雰囲気、ほんと好きなんです。
幸せだなー、来てよかったー。なんてぼけーっとしてたら音の調整が入って(ぷおーっていう音の調整のときが一番興奮します)
そして開演。
このお席の何がすごいって普段わからない指揮者の仕草や表情、バイオリンの奥に隠れているティンパニーやホルンの人の動きがよくわかるところ。
ち、、ちかい。。なんなら一緒に演奏している気分にさえなります。
この時点でプラハ2日目。ジェットラグなのか朝5,6時から起きていたため、途中でちょっと居眠りをしてしまいましたが、本当に素敵な時間を過ごしました。
あー、来てよかった〜〜。
最後はスタンディングオベーションでした。
コンサートが終わった後は、腰痛で履いたハイヒールとプラハの石畳にやられ、そそくさとトラムでホテルまで戻り、ホテルのそばのバーで飲んで眠ったのでした。
明日はプラハを出て、田舎町に移動です!
つづく。