ヨーロッパひとり旅日記 9. プラハ2日目 ハヴェル市場とか街歩きとかカフェルーブルとか。
街をぶらぶらしてみる
お腹もいっぱいになったので、ぶらぶらしてみました。
↓ハヴェル市場という青空市場。観光客向けのお土産がたくさん売っています。
お土産と果物屋さんが多かったです。
ハヴェル市場、どこを覗いても似たり寄ったりだし、ひとつも欲しいと思うものはなかったので、わざわざ行くほどでもないかな。
↓腰が痛くなってきたので、広場の屋台でビールで休憩。みんな楽しそうにお昼間からビールを楽しんでいます。
寒いんだけど、お日さまも出てきて気分が上がります。
ここのビールは60くらいで、ホテルの近所のバーよりも高かったです。
さぁ、何しようかなぁ。今回はあんまり歩けないしなぁ。
あ、有名なカフェにいってみよーっと。カフェルーブルです。
Cafe Louvre
この小さな入り口を進んで階段を上がるととても広いカフェがあります。
レストランエリアとカフェエリアにわかれていました。
ラズベリーのケーキとカプチーノをオーダー。
でも、残念なことにケーキがすっぱすぎて食べられませんでした。。
お肉には甘いソースをつけるのになんでこんなに酸っぱいのよぉ。
カフェでしたかったのは読書。
旅行に行ったら本を読もうと、プラハの作家クンデラの本を持って来ていました。
汚い食べかけケーキの絵図ごめんなさい。
実はわたし、大学がヨーロッパ文化専攻だったんです。(前に書いたことあったかな)ヨーロッパの建築や文学、音楽、歴史、言語などなど、幅広く学びました。
「いちばん"つぶしが利かない"学科だよね〜」ってよく馬鹿にされましたが、どの授業も楽しくて仕方なかったです。(フランス語を除く)
それで文学の授業でこの作品を読んだことがあって、今回本棚から引っ張り出して持ってきたんです。当時はまさかプラハに自分が来るなんて思いもしなかった。え?チェコ?どこですか?トルコの近く?って感じ。
本には付箋とかマーカー、コメントがたくさん書き込んであって、中身も外見もかなりぼろぼろなのですが、それもまたいい思い出です。こういう風に昔読み込んだ本を読み返すのっていいな〜って思いました。
確かS評価をもらったので、当時のレポート読み返してみようかな。
この作品、本質的なテーマは人生とか生き方とか愛とかなのですが、それに加えてチェコの社会主義時代の生活や政治、歴史なども感じ取ることができます。チェコが少し身近に感じられるようになると思うので、よかったら読んでみて下さい。
カフェで読書に没頭していたら話の内容が悲しくて思わず涙してしまいました(;_;) 誰かに見られたらちょっと恥ずかしい。
- 作者: ミランクンデラ,Milan Kundera,千野栄一
- 出版社/メーカー: 集英社
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- メディア: 文庫
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そんなこんなで読書に飽きたらまたホテルに戻ります。おしゃれをしてあるところに行く予定を立ててあるのですよ!
ちなみにここのお会計は129CZKでした。
つづく。