非抜歯矯正で困ったこと
歯を抜かない矯正
わたしは長らく歯の矯正をしていますが、始めるに当たっての一番の希望は「歯を抜かないで直してくれる」というものでした。
親知らずも抜いたことがないから怖いし、そもそも健康な歯を抜くなんて絶対に嫌だと思っていたんです。
前に歯医者さんに何件か相談に行ったときには、歯を抜かないとできないと言われ、だったらがちゃがちゃしててもいいやと思って矯正しませんでした。
で、今は1本も歯を抜かずにかなり歯並びが整ってきているのですが、非抜歯は非抜歯なりに困ったこともあります。
なんで抜くの?
歯並びが悪くなる理由として挙げられるのが「スペースがない!」ということ。
もともと14本きれいに揃うスペースがないからキレイに並ばない。ならば歯の本数を12本にすればきちんと並ぶじゃない?
という理にかなった考え方です。
もしも14本のまま並ばせようとするなら、14本用にするためにスペースが伸び、出っ歯になって見た目が悪いです。
じゃ、どうやったら抜かないでできるの?
わたしがやったのが「ディスキング」という方法です。
ディスキングとは?
ディスキングとは言葉通り歯を削っていくやり方です。
歯を抜くのではなくて1本ずつ少〜しずつ削っていって細くして、今あるスペースに14本を並べていきます。
わたしの場合は、上下1本ずつを、虫歯を削るような機械でじゃーーっと削られ、その他の上下5,6本は紙ヤスリのようなものでぎーこぎーこと削っていって歯を小さくしていきました。
歯の表面にはエナメル質という部分があって、そこの部分なら削っても大丈夫ということらしいのですが、ただ、大丈夫とはいえ、削ることで染みたり虫歯のリスクが高くなってしまう可能性もあるので、歯医者さんによってはディスキングを奨励しないところもあるみたいです。
わたしがディスキングしてみて。
わたしが歯を削ってみた感想。紙ヤスリで削った歯は今はなんともないのですが、機械で削った上下2本は未だに冷たいもの、熱いもの、甘いものが染みてますし、歯ブラシががっと当たるとひぃっとなるほど瞬間的に痛かったりします。。
削った当初はもっと酷くてまったく噛めないほど。
だんだん良くなるケースもあるけど、万が一神経を傷つけている場合は痛みがもっとひどくなる。最終的には神経を取らなければならないと脅されましたが、わたしは大丈夫でした。
ただ、衛生士の方いわく、わたしの2本の歯はかなり深く削られてしまっているそうで、今は大丈夫でも老後何か問題が出てくるかもしれない、と。。
日常生活でも痛いときがあるし、こりゃぁもしかしたら素直に歯を抜けばよかったのかなーとちょっと後悔もしているんですよね。
普通は様子を見ながら少しずつ少しずつ削るのに、機械で1回でごっそり削られちゃったみたいです。泣歯は一度削ってしまうと後悔したってもう元に戻らないので、ちゃんと考えて削ってほしかったなぁ〜。
最初に「削られすぎて後で後遺症に悩むのは嫌なので、予めどのくらい削るのか教えてください、歯に影響が出るギリギリのラインなら矯正をやめます」って質問をしていて、
先生が「調べたらほとんど削らなくても全然だいじょうぶだよ」というから始めたのに、蓋を開けてみたら衛生士さんがびっくりするレベルまで削られているなんて聞いてないよぉぉ〜〜。
将来が心配です。。
信頼できる先生に頼むこと。
もうね、矯正はこれに限ると思います。わたしはとあるクーポンサイトで目に入った歯医者で、ほんと安さにつられて思いつきで始めてしまったので、先生もなんとなくいい加減な気がするし、矯正も納得いかない点が多いです。
やっぱり安かろう、悪かろうですね。。
これから矯正を始める方には、何件もカウンセリングに行って、先生の相性や治療方法を納得行くまで話してから始めることを強くおすすめします!
100万円とかする大きな買い物になるケースも多いので、何よりも安くできるのが一番!っていうのもわかるのですが(←わたし。。)後々絶対に後悔します。
ネットで調べまくって自分が通いやすい場所、先生を見つけられると長い矯正生活が快適になると思います!
おわりに。
今日は矯正のために歯を削ったお話について書いてみました。早く終わらないかな〜。
おしまい。