禁煙に成功した話。
1997年から2013年。
始めてタバコを吸い出したのは中3くらいの頃。広尾の公園で興味本位で吸ってみてからはまりました。
(あまりつっこまないで、、もう時効ですよね)
当時は「タバコ=かっこいいできる風」なイメージだったんですよ。街で吸ってても歩きタバコの規制もなかったし、お巡りさんもそこまで煩くなかったせいか、まわりの中高生の喫煙率って結構高かったような気がします。
と、言い訳しつつ、、
そこから母が怖くて家の中では吸わないものの、外に出たら必ずタバコを吸ってました。母はわたしがタバコを吸っていたことは多分知りません。
で、10何年か続けたあと2013年に辞めたんです。ある方のある一言で。
きっかけ
ある時会社の飲み会があり、ワインバーでバーの常連さんや会社のメンバーとスタンディングでわいわい飲んでいました。
食事が終わってからの2次会だったので当然喫煙者はタバコを吸います。
そこで常連さんに話しかけられたのです。
「あれ?えもぷさん、タバコ吸う方なんですね。なんか意外だなぁ。」
するとわたしのボスがこういったんです。
「〇〇さん(常連さん)、こいつはニコチン中毒ですからね、きっと100万渡すって言っても辞めませんよ」
わたし
「え?今なんていいました?100万?辞めますよ」
ボス
「ほんとか?辞められるのか?」
わたし
「もちろん!」
そこでその瞬間手に持っていたタバコを消して、カバンから残りのタバコを捨て、その場でタバコを辞めたんです。
別にボスに隠れて吸ったってよかったけど、本当にそれから1本も吸うことはありませんでした。
禁煙してから4年で1,2回はあータバコ吸いたい!って思いましたが、想像より禁煙は簡単でした。
今思うとなんであんなにタバコを吸ってたのかわかりません。多分もう吸うことはないだろうなぁ。なかなかタバコを辞められなくて病院まで通う方がいる中ですごく簡単なきっかけで辞められたのは幸せでしたね。
この話をするとみんなに「でさ、100万本当にもらえたの?」と聞かれ、「まだもらってない」っていうとがっかりされるのですが、
わたしにとってはそんなのはどうでもよくて、タバコを辞められたきっかけをくれたボスにはただただ感謝しているのです。
明日
明日、そのボスに会社を辞めることを伝えようと思っています。
正確にはフルタイムでの勤務を辞めたい、と伝える予定です。
ボスに納得してもらえるなら、今後もできる範囲で仕事は続けさせてもらいたいけれど、これまでのような会社の社員という形では働けないことを伝えるつもりです。
緊張するなぁ。なんて言われるかな。
土曜日からずっとドキドキしています。すごくお世話になった方なので迷惑かけたくないし嫌われたくない、、
どう切り出そう、角が立たないようにするにはどうやって伝えたらいいかな、、
そして無事に話が終わって雰囲気がよければ、あの100万、、、って言ってみようかなって禁煙のことを思い出したので文字にしてみました。
おしまい。