オンライン英会話 QQEnglish
英会話はスカイプで
昨日の延長で英語の話。
わたしは仕事でも英語を使ってはいるのですが、取引先との連絡くらいで、ベースはメール。会話はほとんど必要ないし、会話もメールもだいたい言いたいこと、向こうが言ってくることは決まっているので英語のスキルアップにはなっていないように感じています。言い回しが決まってしまうんですよね。。
なので、自分の知らない言い回しやボキャブラリーを増やすためにオンライン英会話を利用しています。履歴を見ると、一番古いレッスン履歴が2010年11月となっているのでかれこれ6年も続けていることになります。
おすすめはQQEnglish
当時、いろいろなスカイプの英会話が出てきている時で、どの学校にしようかいろいろ試した中、一番よかったのがQQEnglishです。
1レッスンあたりの単価は他のフィリピン人を採用している会社より少し高かったのですが、コース、テキストが充実していること、先生の質が良かったこと、回線の質も良かったことが選んだ決め手です。
QQにしてからは他の会社をリサーチしていないので今は比較ができていませんが、2010年当時と比べて規模がおそらく3,4倍くらい拡大(もっとかも)していることからQQが今フィリピンのスカイプ英会話の中では、かなり大手企業なのではないかと思います。
ちなみに、レッスン単価が格安をうたっている会社だと、先生が自宅で勤務している場合が多く、犬の鳴き声、赤ちゃんの声が入ってきたりインターネット回線が悪くテレビでの通話ができなかったり、決まったテキストもないのでただ単に "What's your name? What do you do?" から始まる単純な「英会話」で終わってしまったりして納得がいきませんでした。
注意点
オンライン英会話は基本的に1対1でのレッスンなので自分に合う先生を見つけるのが大事です。
フィリピン人なのでやっぱり先生によっては訛りが強かったり、自分が勉強したい分野に疎い先生もいます。先生によって子供が得意、初心者が得意、ビジネスが得意、といろいろなので、公開されているプロフィールや口コミを参考に、いい先生に巡り会えるといいと思います。
「訛り」について
わたしがフィリピンのオンライン英会話を始めた時、周りからは「ええ?フィリピン人?訛っているんでしょ?そんなのやって勉強になるの?」とバカにされたりもしました。
ですがわたしはあんまり関係ないかなと思っています。ネイティブではないオトナの日本人がアメリカ人に習ってもフィリピン人に習っても「ジャパニーズイングリッシュ」に仕上がるのではないか、オトナが英語を学んでも先生の発音そっくりそのままになる訳ないんじゃないかなって思うんです。
わたしをバカにしてきた、16歳から30歳位までアメリカで過ごした同僚の発音もザ!日本人!って感じでした。彼は自分で「日本人訛り」がないと思ってたのかな。
発音を良く(というか英米っぽくする)したいなら、それっぽく聞かせるように発音や言い回しの勉強をする必要があるとは思いますが、そんなのは先生を変えるよりもアメリカ、イギリスのドラマを見れば十分。何度も言いますが、大きくなってから練習したってたかがしれてると思うんです。
わたしにとって重要なのは「自分の言いたいことがガイジンに伝わって、ガイジンの言っていることがわかる」ということ。多少訛っていたってコミュニケーションが取れれば問題ないし、今細かい発音を気にするよりはもっと言い回しや使える単語を増やすことに時間を費やすべきだと思っています。
そしてQQにはアメリカ人みたいに発音がキレイな先生もたーまにいるので彼らを指名して勉強してもいいですね。
(1対1で英米人の先生を雇えるくらいの金銭的余裕があれば別ですけど。。)
ただし!子供は別!QQは子供向け英会話もやっていますが、もしもわたしに子供がいるならあんまりやりたくないかなと思います。子供って真似がうまいし小さい頃に身に着けたものってオトナになっても覚えていますから。
QQのカリキュラム
たくさんのカリキュラムがあるQQですが、↓カリキュラム一覧
数あるカリキュラムの中でわたしが試したものをレビューしたいと思います。
カランメソッド
オンライン英会話の火付け役となったのがカランメソッドだと思います。
カランメソッドでは、教師がテンポよく投げかける質問に対して、すばやく英語で回答していきます。この訓練を繰り返すことで、日本語に慣れた脳に「英語を聞く・話す」という新たな回路を作り出し、日本語を介在させない「英語脳」を育みます。
ひたすら英語を喋っていくので楽しいです。フリーの会話とは違い定型文を先生が言うあとに続けていきます。デメリットは教科書をイギリスのカランメソッドHPから購入しなくてはならないことです。
ただ、かなりボリュームがあるので最後までたどり着くのは至難の業。。
ビジネスイングリッシュ
このクラスは結構時間がかかってすべて終わらせました。
メールの返信や電話での対応、プレゼンなどを想定したロールプレイを中心に、ビジネスシーンに必要な表現やボキャブラリーを身につけるコースです。
やはり将来的に英語を使った仕事がしたいと思っていたので始めました。ビジネスに使う基本的なやりとりや単語を幅広くカバーしてくれています。
毎回ロールプレイするのも実践ぽくて役立ちました。結構つっこんで聞いてくれる先生もいれば、さらっと教科書を淡々と進め、「はい、おしまい」という先生もいるので、先生によってかなり差が出ます。
TOEICボキャブラリービルダー(上級)
TOEICに出てくるであろう単語を練習するコースです。どんなもんか受講してみました。うーん。
わたしの個人的感想ですが、「文法、単語は日本語でやるべき」。
日本人が無理やり文法や単語を英語で学習しようと思うと時間的なロスが出ると思います。Apple=りんごって言われればすぐわかるのに、Apple="a round fruit with shiny red or green skin and firm white flesh" (丸くて、赤か緑の皮と固くて白い果肉でできた果物)と言われたら理解するまでに相当時間がかかります。
文法も一緒で、日本語で説明を受けたら単純なことなのに英語で説明されるとわけがわからなくなってしまうので、単語と文法の勉強は自分でやる(またはしない)ことにしています。
その他
他にもちょこちょこ試したものはありますが、長くなるので感想は割愛します。
今ははまっているコースがないので、「ニュースアラート」というニュース記事をベースにしたクラスを受講してみようかと思っています。
教師がセレクトしたニュース記事を教材にし、音読による発音チェックのほか、ディスカッションによる表現力・ボキャブ ラリーの強化を目指すコースです。
奥が深いよ英語。
わたしにとって英語の学習は趣味と仕事を兼ねていて、ビジネスする上で大きなアドバンテージになるのも続けている理由の一つです。
ただ、やっと日本が英語教育に力を入れてきた今、わたしは、パソコンがかつてそうであったように、あと30年後くらいには英語が話せて当たり前の日本社会になると考えています。「あのおじさんパソコン使えないんだよねー」と悪口を言っている今の若者が、30年40年すると、「あいつ、英語もしゃべれないでやんの。さすがおっさんだよ」みたいに陰口を言われる世界になるのではないかと思っているんです。
おばちゃんを置いて行かないで~~~
ま、そういう世の中にならないとしても、世界共通語である英語を使ってガイジンの方と話すのは楽しいし、まして一緒にビジネスができるのはすごくいい経験になっています。
※ここで「ガイジン」という単語は、日本語を話さない外国人という意味で使っています。
もっと勉強して上手になれるよう、ずっと続けていきたいと思います。
実は今、仕事で英語をもっと使いたくて、転職活動もちょこちょこ始めているんですよね。いいところに転職できたらいいな~。
おしまい。